イギリス料理とイギリス女
“English cuisine and English women – the foundation of a great seafarer nation!”
まずイギリス料理、または英国料理という言葉を聞いたことがありますか?イギリス女は?そうですね、あまり聞いたことがありませんね。私もイギリス料理で有名なのは「ローストビーフ」くらいしか知りません。「フィッシュ・アンド・チップス」はアメリカのハンバーガーと同じで、料理というにはちょっと。フランス料理やイタリア料理、中国料理、日本料理、タイ料理、などの世界に冠たる有名料理の前には顔色なしというのはまちがいないでしょう。
イギリス女は?これもあまり艶っぽい話題にはなりませんね。もしかすると、料理という文化とそれを育てる女というのは深い関係があるのかもしれません。日本料理も今や世界的な有名料理なので、その文化に育まれた日本女性も味わい深い、ということにして話しを本題に戻します。
この一行の英語は単語を並べただけで、文にもなっていません。しかし、意味深長な味わいがあり、いつも頭の片隅にひっかかっていたので取り上げた次第です。タイの英字紙『The Nation』のチャットコーナーにだれかが残したものです。私は自虐的なイギリス人が書いたものと勝手に思いこんでいますが・・・。
要するに、「イギリス料理はまずい、女もしかり。だからこそ、自国にはないおいしい食べ物と女を求め七つの大海に船を走らせ世界を制覇し、海洋国家たる大英帝国の礎を築くことができたのである。」。何度読み返してもこのようにしか解釈できないのですが・・・。
フランスやイタリアはそれほどの冒険心を抱かなかったのはなぜか、面白いですね。スペインやポルトガルも海洋国家としてよく頑張ったものの、祖国に後ろ髪を引かれる思いが強く、捨て身の大英帝国には及ばなかったのでしょうか。
料理といい、女といい、根幹となる文化の有無が国の興亡を左右するとすれば、コロンブスのケガの功名にすぎない「アメリカ大陸」発見より面白いと思います。料理と女が歴史を動かす!
そういえば、アメリカ料理というのも聞かないのがちょっと気になりますね。
腕力に物を言わせて世界制覇の野望に燃えているように思えてなりませんが・・・・
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